お子さんと一緒にいると、どうしても発生するのが「待ち時間」。病院の診察待ち、レストランの順番待ち、車での移動中など、大人にとってはなんてことのない時間でも、子供にとっては退屈で仕方がないもの。
「まだ〜?」「つまんない〜」そんな言葉が飛び交い始めると、親としてはどうにかして気を紛らわせたいですよね。ついつい、スマホを渡して動画を見せる、というのが現代の主流かもしれません。もちろん、わが家もどうしても…という時には頼ってしまうこともあります。
でも、できることならスマホ以外の方法で、子供の退屈を解消してあげたい。そんな時に、わが家で大活躍している秘密兵器があるんです!
それが…
2×2ルービックキューブです!

「え、ルービックキューブ?難しそう…」そう思われた方もいるかもしれませんね。特に、小さなお子さんをお持ちの親御さんなら尚更でしょう。でも、あえておすすめしたいのは、3×3ではなく、2×2のルービックキューブなんです!
2×2ルービックキューブがおすすめな理由
ルービックキューブといえば、誰もが一度は目にしたことがある、6つの面にそれぞれ色が配置された立体パズルですよね。大人でも全面を完成させるのに苦労するイメージがあるかもしれません。
わが家には、未就学児の次男(5歳)と小学校低学年の長男(7歳)がいます。
未就学児にとって、3×3ルービックキューブは難易度が高すぎます。少し触ってみてもなかなか色が揃わず、「できない」「つまらない」と感じてしまい、すぐに飽きてぐずり出す可能性大。これでは、せっかく持ち歩いても意味がありません。
この「難しすぎず、簡単すぎない」絶妙なバランスこそが、2×2ルービックキューブが子供の暇つぶしに最適である理由なんです!
わが家流!おすすめの遊び方
ただ単に渡して遊ばせるだけでなく、親も一緒になって楽しむことで、さらに時間を有効活用できます。わが家で定番の遊び方は…
「1面何秒でできるか競争!」

これはけっこう盛り上がります!
本当に大人も子供も夢中になれるんです!わが家のルールはこうです!
・挑戦者ではないひとが完成させてほしい「色」を指定
・「よーい、ドン!」でストップウォッチスタート!
これが意外と白熱するんですよ!子供たちは「僕の方が早い!」「もうちょっと!」と真剣な表情。大人も本気で挑むので、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
もちろん、全面を完成させようとすると、大人でもなかなか難しく、途中で挫折してしまうことも多いです。

私は一回も完成したことがないです・・・
できないことが続くとつまらなくなってしまうので、1面だけを競うというルールが、手軽に楽しめて飽きさせないためのポイントです。
成長を感じられるおもちゃ
2×2ルービックキューブの魅力は、単なる暇つぶしだけではありません。
わが家の長男は、最初はこのルービックキューブで遊んでいましたが、その構造や色の配置のパターンを自然と理解していったようです。そして、今では一般的な3×3ルービックキューブもできるようになりました。
今では、ちょっとしたお出かけや旅行の際には、長男は3×3、次男はの2×2ルービックキューブをそれぞれ持っていくのが定番のスタイルになりました。子供の成長を感じられるおもちゃって、本当に嬉しいものですね。
ルービックキューブが子供にもたらす良い影響
単なるおもちゃとしてだけでなく、ルービックキューブは子供の成長にとって様々な良い影響を与えてくれると考えています。
集中力と記憶力の向上
ルービックキューブを解くためには、目の前の色だけでなく、全体の色や配置を把握し、どのように動かせば目的の色が揃うのかを常に考える必要があります。このプロセスは、子供の集中力を養うのに非常に役立ちます。また、手順や色の配置を記憶しようとすることで、記憶力の向上も期待できます。
論理的思考力と問題解決能力の発達
「この色をここに持っていくには、どういう順番で回せばいいか?」ルービックキューブを解くことは、まさに試行錯誤の連続です。様々な方向から考え、実際に手を動かしながら、どのようにすれば問題を解決できるのかを学びます。この経験は、論理的思考力や問題解決能力の発達に繋がります。
空間認識能力の育成
ルービックキューブは立体的なパズルです。頭の中でキューブを様々な角度からイメージし、どのように回転させれば良いのかを考えることは、空間認識能力の育成に役立ちます。これは、将来的に図形や数学などを学ぶ上でも重要な基礎となります。
忍耐力と達成感
最初はなかなか色が揃わなくても、諦めずに考え続け、何度も挑戦することで、いつか必ず一面、そして全面を完成させることができます。この経験を通して、子供は忍耐力を身につけ、目標を達成する喜びを味わうことができます。
プログラミング的思考の基礎
ルービックキューブの解法には、一定のパターンや手順が存在します。これは、プログラミングにおけるアルゴリズムの概念と非常に似ています。無意識のうちに、手順を考え、実行し、結果を確認するというプロセスを繰り返すことで、プログラミング的思考の基礎を養うことができると言えるでしょう。
このように、ルービックキューブは子供にとって、単なる暇つぶしのおもちゃ以上の価値があると言えるのではないでしょうか。
ぜひ、お子さんとのちょっとした隙間時間に2×2ルービックキューブを取り入れてみてください。親子のコミュニケーションも深まり、きっと素敵な時間が過ごせるはずです!
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