夏休みといえば、海!そして、ちょっと変わった体験をしてみたくありませんか?
私たち家族は、子どもたちの夏休みの思い出作りに、静岡県伊豆にある堂ヶ島のトンボロへ行ってきました。トンボロとは、潮が引いた時にだけ現れる道で、陸と島が繋がるという、まさに神秘の現象が見られる特別な場所です。
今回は、初めてトンボロを訪れる方のために、私たちのリアルな体験談と、ぜひ知っておいてほしい注意点、そしてトンボロを最大限に楽しむためのポイントを詳しくご紹介します。まるで冒険のような体験ができる堂ヶ島のトンボロ。家族みんなで忘れられない思い出を作りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
堂ヶ島トンボロへのアクセスと駐車場
トンボロに行く際、まず気になるのが駐車場ですよね。 私たちは「トンボロ無料駐車場」という情報を見て、5台程度しか停められないと聞いていたので、駐車できないと困ると思い、朝早くから出発しました。

夏休み真っ只中で駐車場に停めれないかもしれない!それだけは避けなければ!
しかし、実際に行ってみると、もっと便利な駐車場がありました!
それは、トンボロに最も近いホテルである「堂ヶ島温泉ホテル」の駐車場です。100台程度停められる非常に広い駐車場で、先着順ではありますが、空きがたくさんある状況でした。これなら早朝に出発しなくても、安心して駐車できますね。
堂ヶ島温泉ホテルを右手に見ながら、急な坂道を下っていくと、さらに小さい駐車場がありました。一見するとトンボロに一番近く便利そうに見えるのですが、こちらは公園の駐車場のようです。しかし、この道は非常に狭く、すれ違いも困難な場所があるため、運転に自信がない方や、大きな車で訪れる方にはあまりおすすめできません。無理せず、堂ヶ島温泉ホテルの広い駐車場を利用するのが賢明です。


トンボロ体験をスムーズに!干潮時間と持ち物の注意点
トンボロは潮が引いている時間帯にしか渡ることができません。訪れる前に、しっかりと干潮時間を調べておくことが大切です。
干潮時間よりも早めの到着が吉!
私たち家族は、事前にその日の干潮時間が11時と調べていました。しかし、「駐車場に停められなかったら困る」という不安から、9時には着くように向かいました。 予定通り9時に到着し、トイレを済ませて準備をしていたところ、なんと既に潮が引いていて、トンボロが渡れる状態になっていました!

私たちにとっては、待ち時間なしで、すぐに神秘のトンボロ体験を始めることができたので、旅のスケジュールが非常にスムーズに進み、とても助かりました。干潮時間の前後1~2時間は渡れることが多いので、少し早めに到着すると、焦らずに済むかもしれません。
履き物は「スニーカー」か「マリンシューズ」が必須!
トンボロを渡る際、靴選びは非常に重要です! 夏のビーチサンダルは絶対にNGです。トンボロの道は、大小さまざまな石がゴロゴロとしていて、非常に歩きにくいです。私が確認しただけでも、石は大きく、足場がごつごつしており、決して平坦ではありません。

すごく歩きづらいので本当に注意してください!
普段から運動には自信がある私でも、決して走れるような安定した道ではありませんでした。

しかも、石によっては滑りやすいものもあるため、一歩一歩ゆっくりと、確実に足元を確認しながら進む必要があります。安全のためにも、スニーカーやマリンシューズを強くおすすめします。足首を固定できるものが理想的です。子どもたちは特に転びやすいので、しっかりとした靴を履かせましょう。
夏場の服装と熱中症対策は万全に!
私たちが訪れたのは真夏のお盆過ぎで、天気は快晴。トンボロの道には日陰がほとんどなく、照りつける太陽でとにかく暑かったです。


渡り切ったあとの画像で奥に見えるのが「堂ヶ島温泉ホテル」です!
トンボロを渡り終える頃には、海に濡れたわけではないのに、汗で服がびしょびしょになりました。そのため、着替えは絶対に持っていくことをおすすめします。 また、熱中症対策は必須です!帽子、こまめな水分補給はもちろんのこと、日焼けしたくない方は日焼け止めをしっかり塗り、長袖のラッシュガードなどを着用するのも良いでしょう。私もかなり日焼けしてしまいました。夏のトンボロは、万全の準備で挑みましょう。
虫が苦手な方は要注意!大量の「海のゴキブリ」に遭遇!
これは人によっては大きなデメリットになるかもしれませんが、トンボロの岩場には、フナムシがたーーくさんいました! 普段、海がない地域では見かけることのない生物なので、子どもたちも最初はびっくりしていました。海のゴキブリとも言われるフナムシが大量に集まっている光景は、私も少し気持ち悪いなと感じてしまいました。

私も虫は苦手ですが、それよりも暑さがすごくて気にならなかったですw
子どもたちはその姿を見て怖がっていたので、虫が苦手な方は覚悟が必要です。しかし、これも自然の神秘の一部と割り切って、冒険の一環として楽しんでみるのも良いかもしれません。
堂ヶ島のトンボロに行くべき理由
ここまで注意点をいくつか挙げましたが、それでも堂ヶ島のトンボロは「一度は行ってみてほしい!」と強くおすすめできる場所です。
干潮時にしか現れない「特別感」と「神秘性」
やはり、潮が引いた時にしか歩けないという「特別感」と「神秘性」が最大の魅力です。目の前で潮が引いて道が現れる様子は、大人にとっても子どもにとっても、まさに自然が織りなす奇跡の瞬間。普段なかなか体験できない自然現象に触れることで、子どもたちの好奇心も大いに刺激されます。

まさに「冒険」!忘れられない家族の思い出に
ごつごつした岩場を慎重に歩き、島へと渡っていく道のりは、まるで本当の**「冒険」**のようでした。子どもたちは、普段の生活では味わえないスリルと発見に満ちた体験に、目を輝かせていました。私たち家族にとっても、このトンボロを渡った経験は、忘れられない夏の思い出として深く心に刻まれました。
トンボロ体験のあとに!堂ヶ島の神秘をさらに深める「洞窟めぐりの遊覧船」
トンボロを体験した後に、ぜひ一緒に訪れてほしいのが、車で5分程度の場所にある「洞窟めぐりの遊覧船」です。

すぐ近くにあるので是非、体験してみてください!
トンボロで陸から島へ渡る神秘を体験し、その後に遊覧船に乗って海上から堂ヶ島の複雑な海岸線や、天然記念物にも指定されている「天窓洞」などの洞窟内部を探検すると、堂ヶ島という場所が、いかに自然の雄大さと神秘的な美しさに満ちているかを実感できます。








私たちは、この二つの体験を通して、堂ヶ島の自然のスケールの大きさと、ここでしか味わえない感動に包まれました。遊覧船から見る景色はまた格別で、陸からとは違う角度で堂ヶ島の魅力を再発見できるでしょう。
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