電気スイッチの高さの最適解!リベ大工務店でデザインと快適の両立

住まい

注文住宅を建てる際、間取りやデザインや設備選びに時間をかけて考えると思います。けれど、意外と見落としがちなのが「電気スイッチの高さ」ではないでしょうか? 一般的には床から120cmが標準と言われていますが、「これで本当にいいの?」と疑問に感じたことはありませんか?

正直な話、私自身はスイッチの高さについて何の疑問も抱いていませんでした。

筆者(パパ)
筆者(パパ)

電気のスイッチなんて押せればどこにあってもいいんじゃない?

しかし、そんな私の常識を覆し、天才的なひらめきで「スイッチの高さは床から100cmが最適解!」という素晴らしいアイデアを提案してくれたのは私の妻です。

私、リベ大工務店で注文住宅を建てたのですが、家づくりを考えている方に声を大にして推奨したいのが、この妻考案の「スイッチの高さ100cm」です。

我が家が注文住宅を建てる際、設計の段階で妻が「スイッチの高さを床から100cmにしてください」と明確に要望を出しました。このスイッチの高さ変更は、当然ながらオプション費用が一切かかりません。 我が家にとっては間違いなく「やってよかったこと」の中でトップクラスに入る大正解でした。

当初は私も「一般的な120cmでいいんじゃないか?」と半信半疑でしたが、今では妻の先見の明と、その天才的な発想に感謝しかありません。120cmが一般的と言われる中で、私は自信を持って100cmを推奨します!

床から高さ100cmのスイッチを推奨する3つの理由

「たかが20cm、されど20cm」このわずか20cmのこだわりが、日々の暮らしの快適性や家のデザインに想像以上の影響を与えます。我が家が100cmを推奨する具体的な理由を3つご紹介します。

驚くほど操作しやすい「省エネ可動域」

「120cmは本当に必要な高さなのか?」という疑問を抱く方は少なくないはずです。我が家の妻は身長が約160cmと、女性としては比較的背が高い方です。しかし、彼女でさえ「120cmよりも100cmにして本当に良かった」と言っています。

実際に使ってみると分かりますが、120cmの高さだとスイッチを押す際に肘や肩を少し動かす必要があります。しかし、100cmだと腕を自然に下ろした位置で、ほとんど無駄な動きなくスイッチを押すことができます。まさに「省エネ可動域」とでも言うべき、非常に効率的で快適な操作感なのです。無駄な高さがなく「押しやすい」という感覚は、日々のQOL(生活の質)を向上させてくれます。

デザインが洗練される

なぜスイッチの高さが100cmだとデザインが洗練されるのか? その理由は、他の建具との高さが統一されるからです。

具体例として挙げられるのが「ドアノブ」の高さです。ドアノブの高さは、一般的に床から90cm~100cmに設定されていることが多いのをご存知でしょうか。つまり、スイッチの高さも100cmに揃えることで、壁に配置される異なる機能を持つ建具の高さが水平に揃うのです。

想像してみてください。壁にスイッチがポツンとあり、その少し下にはドアノブ。それぞれがバラバラの高さに配置されているよりも、同じ高さで水平に統一されている方が、視覚的に断然美しく、すっきりと洗練された印象を与えます。これは建具に限らず、様々なものがバラバラに配置されているよりも、きちんと揃っている方が美しく見えるという、デザインの基本的な原則に通じます。細かい部分ではありますが、こうした統一感こそが、リビングや廊下といった毎日目にする空間の質を格段に高めてくれるのです。

筆者(パパ)
筆者(パパ)

我が家の写真です

家族みんなに優しい「ユニバーサルデザイン」

100cmという高さは、実はユニバーサルデザインの観点からも非常に優れています。一般的な120cmのスイッチは、大人が立った状態で操作しやすい高さとされていますが、小さなお子さんにとっては少し高く、背伸びをしないと届かない場合があります。また、ご高齢の方や車椅子をご利用の方にとっては、さらに操作しにくい高さとなる可能性があります。

しかし、床から100cmであれば、幼稚園児や小学校低学年のお子さんでも、無理なく自分の手でスイッチをオンオフできます。 これは、子どもたちの「自分でできる」という自立心を育む上でも大切なことです。そして、将来的にご高齢になった際や、もし車椅子を使うような状況になったとしても、無理なく操作できるユニバーサルな高さであると言えます。家族全員が快適に使えるデザインこそ、長く住む家にとって本当に大切なことではないでしょうか。

我が家のたった20cmのこだわり

我が家では、リビングはもちろんのこと、廊下、各部屋、トイレなど、家中のすべての電気スイッチの高さが床から100cmに統一されています。

最初は「なんとなく標準より低いな」と感じるかもしれませんが、すぐに慣れて「ちょうど良いところにある」という感覚に変わりました。成人が自然に使える高さが120cmと言われることもありますが、我が家にとっては、この100cmこそが最も自然に、そして快適に使える高さだと感じています。

これから家を建てる方、特に小さなお子さんがいるご家庭や、将来を見据えてユニバーサルデザインを取り入れたいと考えている方には、ぜひこの「スイッチの高さ100cm」を検討してみてほしいです。

設計士さんや工務店さんに相談すれば、ほとんどの場合はオプション費用なしで対応してくれるはずです。このたった20cmのこだわりが日々の暮らしの中で確実に実感できる大きな快適さにつながるはずです。ぜひ、この「電気スイッチの高さ100cm」というアイデアを検討してみてください。

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