こんばんは!
新学期が始まり、お子さんの習い事や学習について、改めて考える機会も多いのではないでしょうか。我が家の小学2年生の息子も一時学習塾の「公文」に通っていましたが、小学校に入学してすぐにやめてしまいました。
息子は2歳頃から数字や文字に興味津々で学習意欲旺盛なタイプ。
幼稚園の年長さんのころに、CMの歌「公文いくもん♪」が気になり公文に行きたいと言っていたので通わせるのことにしました。

(当時、年長)
「公文いくもん♪」に行って勉強したい!
最初は楽しそうに通っていたんですが、小学校に入学して状況は一変。下校時間が遅くなり、学校の宿題に公文の宿題、さらに週2回の通塾…と、気づけば息子の自由な時間がほとんどなくなってしまいました。
大好きなゲームや折り紙や読書の時間も減り、だんだんストレスを感じている様子。見かねた妻は思い切って公文を辞めることにしました。

でも、元々学習が好きなこと、そして身についていた学習習慣は大切にしたかった。そこで、妻が息子とじっくり話し合い、「息子だけのオリジナル学習プラン」を立てることにしたんです!
息子自身が決めた、その内容がこちら!
- 息子が選んだ1学年上のハイクラスドリルを毎日2ページやる!(自分で選んだだけあって、集中力がすごい!)
- 間違えた問題は、妻が息子と一緒に「なんで間違えたんだろうね?」とじっくり考えて、理解できたら類題を作って解く!(これが意外と楽しいらしく、解けた時の達成感が半端ないみたいです)
- 漢字ドリルを毎日1ページ!(学校の宿題と合わせて、漢字も着々とマスター中)
- 週に1回、妻が出す漢字テストに挑戦!(これがまた、負けず嫌いの息子には良い刺激になるようです)
- たまには「今日は勉強したくないな〜」って日もOK!(そんな日は、大好きな読書をしたり、「ひまつぶしドリル」という頭の体操になるようなドリルをやることに)
- そして…! 妻とパソコンで交換日記をする!(これについては以前もブログで聞きましたが、タイピングの練習にもなって一石二鳥だそうです!)
公文に通う時間から解放されて、息子はまるで水を得た魚のよう! 家では集中して勉強をこなし、そのあとは大好きな遊びや読書の時間もたっぷり確保できるようになりました。ストレスも減って、心穏やかに過ごせているようです。
習い事をしないことのメリット
公文を辞めてみて、私たち夫婦はいくつかの大きなメリットを実感しています。
自由時間の増加とストレスの軽減
何よりも大きかったのは、息子に自由な時間が増えたことです。公文に通う時間や宿題にかかる時間がなくなったことで、好きなことをする時間が確保できるようになったと聞いています。これまでの時間的制約がなくなったことで、息子のストレスが目に見えて減り、心穏やかに過ごせているのがわかります。
経済的な効果と学習への疑問
次に、やはり経済的な効果は大きいですね。当然ながら、習い事にかかる費用がなくなるのは家計にとって助かります。そして、私の子どものケースではありますが、正直なところ公文に通っていてもいなくても、息子の学力に大きな変化はないと感じています。確かに計算力が上がることは素晴らしいですが、同じような「できることを繰り返す」学習にどこまで意味があるのか疑問を感じてしまうこともありました。公文を辞めても自ら選んだ学習で着実に力を伸ばしている姿を見ると、この判断は間違っていなかったと思います。
睡眠時間の確保と質の向上
さらに、習い事に行かないことで、寝る時間が早くできるようになったと聞いています。以前は帰宅後すぐに宿題に取り掛かり、寝る時間が遅くなりがちでしたが、今は夜7時半には寝室に行き、絵本を読んだり、会話のコミュニケーションをとってから寝ているそうです。睡眠は子どもの成長にとって非常に重要です。質の良い睡眠を十分に取ることで、日中の集中力や機嫌も良くなり、心身ともに良い影響が出ているのを実感しています。
今回の件で子どもにとって何が一番大切なのかを改めて考えさせられました。無理に「やらされる学習」ではなく、「自分で決めた学習」だからこそ、こんなにも前向きに取り組めるんだなと。
習い事をしないという選択肢もコスパ、タイパを考えるとありかもしれません。私がこの経験を通して思ったことは、学習習慣を作ることが最も大事なのではないかと気づきました。
子ども自身が納得して選んだ方法であれば、自然と学びが日常に根づき、自主性や継続力も育まれていくのだと思います。これからも一緒に寄り添いながら、息子なりのペースで成長を見守っていきたいと思います。
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